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2023.1.31 Vol.039
井川さんの本音
面白可笑ひこ神戸、に出演したみなさん。

 

ボクは小さい頃から、火を起こすのが好きだったし、得意でした。

木々に火がついたときの、パチパチとはぜる音が心地よく、

煙が出るのも、目が痛くなるのも、風の姿が現れて、また楽しい。

火を囲むとみんな温かく、それが楽しい。

 

たきぎに火をつけるときは、

炭や薪は小さいものから順番に置いていきます。

最初は、炭や薪を置きすぎない。

徐々に火がついていくのを確認しながら、

炭や薪を置いていく。

 

上手に木々を組み合わせ、

重ねていけば小さな火は、簡単に大きな火に変わります。

 

木は選びます。

形で選ぶんではなく、シケッてるかどうか選びます。

松など油の多いものは着火剤としてもいい。

 

MAMEHICOで、ボクはずっと人間に火をつける役をやってきました。

それは、焚き火の火起こしとまったく同じです。

 

枯れ葉は、簡単によく燃え、ワッと火が付きます。

最初はそういう燃えやすいヒトたちも必要ですが、

すぐに消えてしまう。

 

シケってる木は、焚き火に入れても点かないので、

火の近くに置いて、乾燥させ、良い頃合いに使います。

 

火が付きだしても、ずっと手入れが必要です。

ほっといたら永遠に火が点いているなんて焚き火はありません。

ガス火ではないのです。

 

しょっちゅう、薪をくべなくちゃならないし、

薪そのものも作らなくちゃいけない。

 

手入れが必要です。

手入れは、手間がかかります。

手間をコスト計算しだすと、手間のかからないものばかりが重用されます。

 

ボクは火を点けて、きちんと火を管理できるヒトを育てて、

うまくいくようになったら、ボクの役目はそこでおしまい。

また次の冷たいところに行って火を点けます。

 

 

銀座や神戸も、いつ消えてもおかしくない、チョロ火です。

世間はすっかり湿った空気、さらに無風ですので、

さてうまくいくかしら。

 

世間に冷たい風が吹くと、乾いた薪がたくさん出来ます。

それがボクラには必要なのかもしれません。

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メンバーのご利用について

 

メンバーですが、メンバーではない家族や友人と一緒に利用できますか?

 

はい。メンバーのお連れさまは、メンバーではなくてもご利用可能です。皆さんでお楽しみください。

 

イベントは、メンバー限定ですか?

いいえ。どなたでも参加可能です。ただし、メンバーは割引価格が適用されるので、ちょっぴりお得です。

 

子どもは、入店することが出来ますか?

はい。年齢制限は特に設けていません。大人も子どもも居心地の良い場所を目指しています。ベビーカーも、コミュニケーションを取り合って、柔軟に対応したいと考えています。

 

会費の支払い方法を教えてください。

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恐れ入りますが、退会月の会費の日割精算はありませんので、ご了承くださいませ。

神戸での想い出

MAMEHICOのトモです!

 

年末から、御影に半月行って、戻ってきました。

 

東京のマメヒコは10年以上かけて、

お客さんとの関係を築いてきたのだけれど。

(わたしも、かつてのお客さん。)

 

御影は、まだプレオープンして3ヶ月、

それなのに、すでにお客さんとの関係が築けています。

 

「わたしは、あれやってみたい!」

「しげちゃんとみゆきさんが頑張ってるから、

わたしも頑張る!何でもやらせてください!」

と、手を挙げてくれるみんな。。。

 

すすすすすごすぎるーーーー!!!!

本当に、かなり、びっくりしました。

 

わたしが、この人たちのために出来ることって、なんだろう。

ひとりひとりとお話しするたびに、そう思いました。

みんなが集まってくれる日には、
なるべくメニューにないご飯や、おやつを作るようにしました。

そして東京に帰る日には、

クリスマスに覚えたばかりの、いちごショートケーキを作りました。

 

けれど、その日はスケジュールがぎゅうぎゅうで、

朝から谷田さんと、お弁当の練習。
その後は、あいこちゃんとさんごさんのドリンク練習。

「時間ないけどショートケーキ、組めるかしら」

と、ヒヤヒヤしましたが、

よし、やろう!」って気合いで乗り切り作りました。

みんなに喜んでもらえたと思います。

 

御影のMAMEHICO で出会ったみなさん、本当にお世話になりました。

御影の店は、みんなに支えられて。勢いよく成長していく予感がします。

 

わたしはわたしで、
三茶で、今日も、明日も、精一杯、お客さんをお迎えします!😄

檸檬のカスタードクレープ

みなさん!ごきげんよう!
いかがお過ごしですか。
MAMEHICOの日野です。


最近は檸檬ケーキが大人気です。

毎日たくさんの方にお召し上がりいただいています。
ほんとうにみなさんお好きなんだなぁ!と、毎年ながらに思います。

でもですね。でもですね。

 

ぜひ食べていただきたいメニューが、『檸檬のカスタードクレープ』。
個人的に檸檬ケーキより俄然好きなので、かなり!かなり!おすすめしています!

 

レモンカスタードクリームを生地に塗って、ほどよい甘さの純生クリームをたっぷり包んだクレープ。
クレープの生地は、お砂糖の甘さはほんの少しで、粉の甘さが感じられ、もちもちっとしています。

 

とってもシンプルなデザートなのです。

 

これがまた見た目も飾りっ気なしで、シンプル以外のなにものでもない。笑
映えの真逆に猛ダッシュで行っているという感じ。

でもですね。でもですね。

 

シンプルすぎて、潔さを感じます!
この潔さがまたいい!
シンプルなものは、ごまかしが効きません。
嘘偽りのないその姿に惚れ、近づいてみると、中身も嘘がない。
なんて素敵なお方なんでしょう!

 

銀座のお店でだけ、この檸檬クレープは食べられます。
ここがまたニクイですね。
ぜひとも、銀座に来てください!
食べたら、おいしすぎてイチコロですよ、きっと!

小さな奇跡

2015年頃、マメヒコ定期券というのをやっていました。


「定額お支払いいただくと定期的が発行されて、

マメヒコで自由に飲食できますよ」というもの。


カード型の定期券には有効期限と共に名前を書き込むので、

「名前と顔の一致するお客さん」というのがこの時にぐっと増えました。


ここで「顔見知りのお客さん」がたくさんできたことは、

今のメンバーシップ制に至るキッカケの1つになっていると思います。

 

さて、その定期券を始めて間もない夏のある日。


18歳の男の子が定期券を買ったのでした。

彼が初めて定期券を持ってマメヒコに来た日、

私はその場に居合わせました。

 

忘れもしない、最初の注文は

「ハムチーズサンド1皿とベーコンサンド2皿」…!!!!

「あの…食べきれますか?1皿食べ終わって、

お腹の具合みてまだ食べられそうならまたご注文、

というのはいかがですか?」

「あ、食べられるんで大丈夫です、全部持ってきちゃってください」

 

大量注文してほとんど食べずに残して帰ったらどうしようかなぁ…

と思いましたが、3皿全てペロリと全部食べて、

さらに追加でマメレット、デザート、ドリンク2種類…

全て胃袋に収めて帰っていきました。

 

1人でこんなにたくさん注文する人は後にも先にも見たことがありません。


ものすごい勢いで食べて飲んで帰っていき、

嵐が去ったかのようで、

その日私は彼のオーダーが書かれた長ーい伝票に

「嵐を呼ぶ少年」と書き込みました。


それから私たちスタッフの中で彼は「嵐くん」

と呼ばれることとなりました。

 

その日から、来るたびに大量に(1回に10品以上!!)

食べて飲んで帰る嵐くん。

 

どうにかして取り締まりたい私たちに、

井川さんは、

「そういうやつは心に穴が開いてるから、

それが埋まるまで好きなだけ食べさせてあげな」

というではありませんか。

 

それにしたって、

私たちにとって定期券はお客さんとのコミュニケーションツールであり、

「なんでも食べていい夢のチケット」ではないんです。

 

井川さんの指示通り、お節介なマメヒコスタッフが入れ替わり立ち替わり、

ちょこちょこと話しかけて、

日々すこしずつ親しくなっていく作戦を取りました。

 

そうすると不思議なことに、

嵐くんは大食い少年ではなくなってきました。

聞いてみると、彼は岡山県の高校3年生で受験生。
ちょうど夏休みで、受験に向け、

東京のおじいちゃんの家に滞在しながら、

東京の英語塾に通っていたとのことでした。

 

ネットでマメヒコ定期券のことを知り、

東京にいる約1ヵ月の間にこの定期券を利用しようと思ったそうなのです。


受験という波に飲まれ、周りの期待を背負い、

慣れない東京の地で朝から晩まで勉強勉強…

キツいことがたくさんあったんだと思います。

 

ほんとに心に空いた穴を埋めたくて、

マメヒコに来ては食べ続けていたんだと思いました。

 

ある日、嵐くんは何かに気づき、爆食いをやめました。
そして反省した様子で、お店のお皿洗いを買って出るまでに。

 

「絶対に東京の大学に受かってマメヒコでバイトします」とまで言って、

岡山に帰っていきました。

 

結果的には進学先が大阪になり、

マメヒコでのバイトは叶いませんでしたが、

なにか大きな恩を感じているのか、

嵐くんは東京に来たら必ず顔を出してくれます。

 

そして、ちょうど数日前。
三軒茶屋店に、ずいぶんと大人になった嵐くんが久々に現れたのです。

もう25歳の立派な社会人でした。

 

公園通り店の閉店を伝えると、

「いやぁ、あんなに食べるなんてひどいっすよね。

赤字は俺のせいです、すみません!」

と若かりし自分のことがとても恥ずかしい様子。

 

しかし、私達にとっては良い想い出なのです。

出会いも別れも再会もあります。

お店に立っていると、奇跡と呼べることが、たくさんあるのです。

 

そんなことは映画だけのことで、

ホントの世界にあるなんて知らなかった私。

 

毎日お店に立ち続けているのは、小さな奇跡がいっぱいあるからです。 

みゆきはしあわせ〜
みなさん、こんにちは!
MAMEHICO神戸店長しげちゃんの妻みゆきです。

神戸で初めての「面白可笑ひこ」、
シャンソン歌手エトワール★ヨシノさんのライブがありました。

この二日間、とっても楽しかったんです。
でもただ楽しいっていうのとも違って…、
子供の頃に初めてミュージカルを観て、
たくさんの人たちが舞台を作ってる様子に衝撃を受けて感動した時のことや、
またまた子供の頃、お正月に親戚中集まって、
台所でおばあちゃんや親戚の女の人達みんなでご飯を作ったり、
運んだりした時のウキウキして嬉しかった時の事を思い出して、
なんだか子供の頃にタイムスリップしたようでした。

神戸に引っ越して、マメヒコ神戸に立つようになってから、
忘れていた子供の頃のことを思い出して、ハッとすることがよくあります。
いろいろと寄り道したけどようやく家に戻ってきた…、
そんな感覚があって不思議です。

今まで、嫌なことや苦手なことには見向きもせず、
無理ない時間だけ働いて、休日は思う存分ネット◯リックスを観て。
それが正しい生き方やと信じていました。
でもそれは楽しさとは違うことを、この二日間で知りました。

マメヒコ神戸が始まってからは、
嫌なことや苦手なことからは避けられず、
キャパオーバーで、寝る時間もなくて、毎日ゾンビみたいな顔で。
自分の時間なんてほぼなくて、
寝る前に5分好きなYouTube見れたらラッキーなくらい。

でも時間は止まってくれなくて、毎日お店にいろんな人たちが来る。
いろんな顔をしてやってくる。
でもみんないい顔をして帰っていく。
いろんな人たちがお店で出会って、お話をするようになって、
だんだん顔見知りになっていく。

今ではイベントを手伝ってくれる人たちもいて、みんなエプロンをして、
何十枚というお皿を洗ったり、掃除機をかけたり。

お手伝いさん同士で話し合って当日どう動くか段取りを決めたり、
イベント後にはみんなで反省会をして
「今度はこうやっていこう」という意見を出し合ったり、
その後こっそりみんなのエプロンを持って帰って洗ってくれたり。

そんな多くのお客さん、仲間たちが、
お店の空気を少しずつ柔らかくして、熱くして、
湯気が立ち上ってくるようになり、
マメヒコ神戸がぐんぐん育っていく。
そんな様子に感動している自分に気がつきました。

自分のためだけに時間を使うことが、
自分を大切にしていることやと思ってたけど、
それは傷つかないよう一人で殻の中に閉じこもってただけでした。
ラクやしイヤなこともないけど、楽しいこともなかった。
楽しいと思ってたけど、こんなに心が震えることはなかった。

「一粒の麦死なずば、ただ一つにてあらん。もし死なば、多くの実を結ぶべし」
という言葉を井川さんから聞いたことがあります。
聞いた時は「いい言葉やなぁ」と感じた程度でした。
でもお店がオープンして数ヶ月、そしてこの二日間で、
マメヒコって、井川さんって、
ほんまにこの言葉通りの生き方をしているんだとわかりました。

楽な方に引っ張られそうになるけど、私も自分の足で踏ん張って、
そんな生き方が出来るようにしていきたい。
そして仲間たちとこの場所を守って育てていきたいと思っています。

みなさん、ありがとうございました。
あなたのことを教えてください

井川です。ボクたちもせっせと、ボクたちの考えていることを伝えます。

そして、どうかみなさんも、みなさんの普段考えていること、本当のワタシを、フォームまたは、info@mamehico.comまで送ってください。

匿名でも構いません。

 

雑話会をやると「ああみんなこんなに、胸のうちを話したがっていたんだ。聞いてほしかったんだ」と感じています。

 

ここで掲載できそうな話題は掲載します。
そのときは「掲載していい?」と確認します。

 

ぜひ、あなたのことを教えてください。

お待ちしています。

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